『HOOBASUTANK』は映画・亡国のイージスの予告編で使用された『The Reason』や、アサヒビールのCMソングとして使用された『Just One』などで知られるアメリカのロックバンド。
<結成>
1994年 カリフォルニア・ロサンゼルス・アーグラヒルズ
ボーカルのダグはバンドバトルを通じてギタリストのダンと知り合い、ベースのマークーとドラムのクリスを誘い、バンド「フーバスタンク」を結成。
地元のCobalt CafeでIncubus、311,LinkinParkなどと共にバンド活動を始める。
1998年に自主制作アルバム『They Sure Don’t Make Basketball Shorts Like They Used To』をリリース、2000年にアイランド・レコードと契約。
2001年発売のデビューシングル『Crawling in the Dark』はビルボードチャート68位、モダンロックチャート3位、メインストリームロックチャート7位、音楽配信サイトMP3.comのダウンロードチャート1位を記録。
セカンドシングル『Running Away』はビルボードチャート44位、モダンロックチャート2位、メインストリームロックチャート9位、音楽配信サイトMP3.comのダウンロードチャート3位を記録。
デビュー・アルバム『フーバスタンク』(Hoobastank)は、ビルボードチャート25位、ヒートシーカーズ・アルバムチャート1位を記録し、プラチナディスクに認定される。
2003年に2ndアルバム『ザ・リーズン』(The Reason)を発表し、ビルボードチャート3位を獲得、プラチナに認定される。全世界で350万枚を売り上げた。
2004年にリリースしたアルバムからのシングルカット『The Reason』は、フーバスタンクのこれまでのシングルの中で最もヒットした。ビルボードチャート2位、モダンロックチャート1位、オーストラリアで10位、ドイツで15位を記録、カナダでは21週トップに輝いた。またこの曲はドラマ”フレンズ”の最終回で流された。
2004年、アルバム『ザ・リーズン』が第47回グラミー賞の最優秀ロック・アルバム部門にノミネートされる。
2005年MTVアジア・アワードの最優秀ロックアクトを受賞。またシングル『The Reason』のミュージックビデオがMTV Video Music Awards Japanの最優秀ロックビデオを受賞。
2006年発売の3rdアルバム『欲望』(原題:Every Man For Himself)はビルボードチャート初登場12位。
2009年発売のベスト・アルバム『ザ・グレイテスト・ヒッツ〜ど・う・い・た・し・ま・し・て』は、「デラックス・ファン・ベスト」(Deluxe Fan Best)と「バンド・ベスト」(Band Best)を同時発売した。初回限定のデラックス・ファン・ベストにはファン投票により選ばれた楽曲が収録された。ちなみに、サブタイトルの「Don’t Touch My Moustache」は「どういたしまして」の語呂合わせ。
<バント名について>
バンドの名前はどうやって思いついたのか?という質問にクリスがこう答えている。
”ダグのお兄さんがBMWの副社長をしていて、ドイツに住んでるんだけど、家の外にHooba Streetとか何とかいう通りがあって、彼が発音出来る前まで Hoobastankって言ってたんだ。ちょっかわいいから彼の兄さんは彼をからかってたんだ。バンドの名前って普通のは使われていて、誰も使ってないのを付けるのってほぼ不可能だから。
どうやって思いついたか覚えてないけど、誰かが言ったんだ。”
<メンバー>
ダグラス・ロブ Douglas “Doug” Robb − ボーカル・リズムギター
1975年1月2日
日本人の母を持つハーフで兵庫県神戸市の小学校に通っていた事がある。
リンキン・パークのマイク・シノダやブラッド・デルソン、ロブ・ボードンらと同じアグーラ高校(Agoura High School)出身。
ダン・エストリン Daniel “Dan” Estrin - ギター
1976年7月9日
アゴーラ高校(Agoura High School)出身。
クリス・ヘッス Chris Hesse – ドラムス
1974年1月26日
ジェシー・チャーランド Jesse Charland – ベース
1981年7月4日
<Discography>
1997年 Muffins
1998年 They Sure Don’t Make Basketball Shorts Like They Used To
2002年 The Target (EP)
2006年 Every Man For Himself 欲望
2009年 The Greatest Hits: Don’t Touch My Moustashe
ザ・グレイテスト・ヒッツ〜ど・う・い・た・し・ま・し・て